3Dプリンタの基礎知識
101Heroを入手してから3Dプリンタに必要な知識について調べてみました。基本的に101Heroを使用するにあたり必要になりそうな情報を収集しています。いつかはオリジナルでモデルを作成して、3Dプリントできる様になりたいですね。
※調べた内容を自分なりに解釈して簡素にまとめたつもりですが間違いがあるかもしれません。
用語
知っておくべき用語をまとめました。
- フィラメント
- 出力に使われる樹脂。インクジェットプリンタのインクにあたる。
- プラットフォーム
- 結果を出力する台。
- エクストルーダー
- フィランメントを押し出す部品。
- ノズル
- フィラメントを出力する先端の部品。
- キャリブレーション
- プラットフオームに対してのノズルの高さ調整。
- スライス
- 3Dデータを出力する為のデータに変換。
- スライサー
- スライスするためのソフト。
- 熱溶解積層法(FDM)
- フィラメントを溶かして積層することで立体形状を作成する。
- STL(Standard Triangulated Language)形式
- ファイルフォーマットの1つで3Dを表現するデータ形式。
- G-CODE形式
- 3Dデータを出力する為のデータ形式。スライスで作成するデータ。
フィラメント
家庭用で使用する素材として主流なものは、以下の3種類でした。
- PLA(ポリ乳酸)
- 低い温度での出力が可能。180〜230℃?(温度については10、20℃くらいの違いが多数ありましたので、同じ素材でも品質によって変わると思われます)。溶けるとくっつきやすく伸びやすい。出力結果は収縮は少ないが、強度は弱く割れたり欠けたりしやすい。低い温度でも変形する可能性が高い。加工しにくい。
- ABS(アクリロニトリル・ブタジエン・スチレン)
- 高い温度でないと出力が出来ない。220〜260℃?(温度については10、20℃くらいの違いが多数ありましたので、同じ素材でも品質によって変わると思われます)。出力結果は反りやすく薄いものや長いものは苦手、強度は強く柔軟性があるので伸びや曲げにもある程度は耐性がある。
- HIPS(高衝撃性ポリスチレン)
- 高い温度でないと出力が出来ない。220〜260℃?(温度については10、20℃くらいの違いが多数ありましたので、同じ素材でも品質によって変わると思われます)。サポート材としてとの情報を多数見ました。
スライサー
101HeroのKickstarterキャンペーンページでは、以下の2種類が使用できる様です。
- Cura
- 101Heroの公式ダウンロードページで、15.02.1用のCONFIGファイルが配布されています。
- Slic3r